保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭男の子
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
性別 男の子
事例・対処法の要点まとめ
こだわりが強く自分のシールが貼ってある所以外座ることが出来ない子供とのトラブル。
空いている席にシールを貼り「今日はここに座ろうね」と伝えると座ることが出来た。
言葉で伝えるよりも視覚的に伝えた方が理解しやすい子もいる。そういう場合、絵やカードを使って伝えていく方法もある。
どんな方法が伝わるのか、見極めて関わっていってあげてください。
トラブルが起きた背景
ある日の朝の会の際、いつも座っている席ではなく、好きな席に座っていいよと子どもたちに伝えました。(4月の最初の頃だったので席を覚えられるように机にその子のマークシールを貼っていました。)
しかしTくんはこだわりが強く自分のシールが貼ってある所以外座ることが出来ませんでした。
空いている席にTくんのシールを貼り「今日はここに座ろうね」と伝えるとTくんは座ることが出来ました。
対応者の中での対応
Tくんに対して「今日はいつもと違う席に座っていいんだよ」と口で伝えるのではなく、自分のマークシールがある所が自分の席だと覚えているTくんに、マークシールを移動して「今日はここに座ろうね」と視覚と言葉で伝えられた点。
今後同じ事例が起きた時の対処法
言葉で伝えるよりも視覚的に伝えた方が理解しやすい子が中にはいます。
その子には「○○しようね」と言葉で伝えていてもなかなか伝わりません。
この子にはどんな伝え方がいいのかということを見極めることが大切です。
視覚に訴える方が理解できる子には、絵やカードを使って伝えていく方法もあります。
どんな方法が伝わるのか、見極めて関わっていってあげてください。