保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
土曜日の昼くらいにホールで5歳児が遊んでいた、保育室内に入ると声をかけ一瞬保育室に入った後泣き声が聞こえ、ホールにでるとMちゃんが頭をおさえて倒れ込み泣いていた。
近くにいた他の子どもたちによると、ままごと をしていてMちゃんを赤ちゃん役にして、ママ役のNちゃんが抱き上げ落としてしまったとのことだった。
目立った外傷もなく、保冷剤で冷やした後昼食を食べた。
午睡中にMちゃんが数回嘔吐した、胃腸炎が流行していた時期だったこともあり、母に電話し迎えを頼み、迎えにきた母と胃腸炎が流行してる事を話した、頭をぶつけた事も伝えた。
母は受診、胃腸炎の薬をもらったが全く効果がなく異変を感じ保育園に電話がきた。園長が対応し、受診すると髪を縛っていた飾り付きゴムで頭蓋骨陥没と診断された。
対応者の中での対応
一瞬でも子どもたちから目を離した事、頭をぶつけたのにも関わらず看護師への報告をしていなかった事、事態を軽く受け止めてしまった事が悪い点でした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
基本的には子どもから目を離さない事、日頃から友達を抱き上げる遊びをしてはいけないと子どもたちと約束するとよかったと感じた。
現在は頭をぶつけた場合は必ず看護師と園長にすぐ報告し、嘔吐があった場合はすぐに受診するという流れが決まったので、そのように対応すると良いと感じる。
頭の飾りは玉の形のものだったので当園は固い飾りがついた髪ゴムも禁止になり、シリコンや布など柔らかい素材のもののみ可能になった。
頭蓋骨陥没した子どもと抱き上げ子どもの母親同士仲が良かったこともあり、連絡を取り合い互いに怒った様子はなかった為保護者とはトラブルにならなかった。