保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

雨の日、保育室内でのレクリエーションをすることになったのですが、あまり乗り気になれなかった園児の手を引いて一緒にレクリエーションに参加させようとした保育士がいました。
しかし嫌がった園児は踏みとどまろうと踏ん張って、結果手が引っ張られる状況に。その時には園児も特に反応はなかったのですが、少し時間がたってから手を痛がるしぐさが見られ、保育所在中の看護師に診てもらった結果、腕が抜けたのではないかということに。そこで保護者に連絡を取り病院で診てもらい脱臼との結果になりました。翌日手を引いて歩いていた保育士は直接謝罪を行った。

対応者の中での対応

謝罪したこと自体は問題なかったのですが、どうして脱臼したのかをうまく説明できず、保育士が手を引っ張ったのではないかと保護者からの信頼を失うことに。
保護者と話しているともともと脱臼しやすいとのこと。
手を引いて歩いていた保育士も園児の担当保育士であったため、そこで園児に対する情報共有が足りていなかったことが原因としてあげられました。
子どもは脱臼しやすいのでどんな子でも手を引っ張ることはしてはいけないことですが、脱臼しやすい子となればもっと注意が必要です。保育士が引っ張らなくても、今回のように子どもが踏ん張ることで結果引っ張ったような感じになることもあります。
ですので、保護者にはどんな状況によって脱臼になったのかをきちんと伝えることはもちろん、なるべく園児にけがのないように接していくことを心がけていく必要があります。

今後同じ事例が起きた時の対処法

上記した内容と重複するかもしれませんが、まずはどんな状況であっても子どもが負傷した場合は謝罪を行うこと。
そして、どんな状況で負傷したのかを明確にお伝えすることが大切であると思います。どのような事例もそうですが、保育士自身を守ろうとするような説明の仕方はあまり保護者の方にとってはいい気分にはなりません。
自分の非を認める気持ちでの謝罪が大切であると思います。あとは今後同じようなことをしないために、担当になった子どもの注意するべきことを保護者とのコミュニケーションによって事前に情報収集しておき、未然に防ぐことが大切なのではないかと思います。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ