保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

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トラブルが起きた背景

2歳から入園したKちゃん。
入園から半年程経っても中々、園生活に馴染めずにいる。
人見知りが激しく、担任以外が声をかけるともじもじしたり泣いてしまう事も。
トイレに行くのも活動をするのも「ダメ!」の一点張りで他児と一緒に活動する事が困難である。
また人の多い場所が苦手で、保育室や園庭で遊んでる際に他のクラスの子どもが増えてくると、今まで落ち着いて遊んでいたのに担任の元へ行き手を引っ張って人気の少ない所へ連れて行こうとする。遊びが無くなってしまう。
給食・おやつは好きな物だけを食べている。保育士が「これも美味しいよ。」とすすめるが、これも「ダメ!」と言って決して食べようとしない。
他児より言葉は少なく単語が多い。
そんなKちゃんはよく友だちの手を掴んで強く引っ張って笑っている。友だちは嫌がっているが、本人は遊んでいる感覚のようで保育士が引き離すまではやめない。
活動中に椅子に座らずにウロウロする。
走っては行けない時に保育室を走っている。
そんなKちゃんを見て他児もKちゃんにつられて保育室を走ったり、ウロウロしたりふざけたりと収拾がつかない時もある。
Kちゃんが居ることで クラスの雰囲気もガラリと変わり、他児に影響している事が明らかに分かる。

対応者の中での対応

三歳児健診をしていない、保健師さんにまだ診てもらっていないので発達に関してはまだ何とも言えない状況。
対応の良かった点
Kちゃんなりのタイミングがあり、Kちゃんがしたいと思った時は活動が出来たり、食べたり排泄が出来る事を発見する事が出来た。
頭ごなしに叱ったり急かすのではなく、Kちゃんの気持ちに寄り添って「〜する?」と優しく誘ってみていると頷いて徐々に自分からトイレに行く事が増えてきた。
Kちゃんのタイミングに合わせ、気長に待ってみる事でKちゃんが嫌な気持ちにならずに園生活を過ごす事が出来ると感じた。
まずはKちゃんが園生活が楽しいと思えるように、保育士と連携しながらKちゃんだけのサポートをしていっているところだ。
手の空いた保育士がKちゃんに個別で付くようにし対応する事で、走り回ったりウロウロして他児の活動に影響しそうな際にはその保育士が対応している。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Kちゃんのような発達障害の疑い、発達障害を持つ子どもは個別の支援がどうしても必要になってくる。
その為、園長や主任ともよく相談や報告をし合いクラス編成を考えてもらい経験豊富な保育士を付ける・加配の保育士をつけてもらうなどの支援をしてもらう事が必要だと考える。
また保護者は子どもに全く問題が無いと思っている方も多い。
その為、不安を煽らない程度に園での様子を日々伝える事も重要だと考える。
保健師さんにモニタリングを依頼して、気になる子どもを見てもらうのも必要だ。

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