保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

集団行動するなかで突然まわりの子どもに乱暴する、座り込んで動かなくなるなど突破的な行動が多くみられた。
家庭での様子を聞くためにお迎えに来た父親に声をかけ、後日相談の日時を決め面談を行ったが父親は「家庭では何ら心配するような行動もなく大人しい」
「私にどうしろというのか」と言われた。
後日母親が保育所に来て改めてMくんの様子を聞かれた。母親によると家庭でも兄弟での関係で嫌な事があると、部屋の隅に座り込んで動かなくなることがあるとの事だった。
Mくんは言葉で表現することが苦手なのかもしれないので、保育所でもMくんの気持ちを受け止めながら言葉で表現していけるように支援していくことを伝える。
その後母は「何があったら教えてください」と言ってきたが父親は保育士を避けるようになった。

対応者の中での対応

【良かった点】
保育所でのMくんの様子を保護者に伝えられ、母親がMくんとの関わりを大事にしてくれるようになったこと。
【悪かった点】
父親に伝える上で問題点だけを伝えることに集中してしまい、不安感や反発する気持ちを抱かせてしまったこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

集団のなかでの子どもの姿と家庭での子どもの姿は違うことも多いので、保育所での問題行動を保護者に伝えることは大事なことだと思う。
しかし伝え方によっては「保育士が困っているから」と誤解されがちなので(実際そういう場合もあるが)この子のこれからの為に保育士としてできることは何か、この子が持ってる良いところ、得意なところを伸ばしてあげたいという思いも伝えていけたら良いと思う。
また、その後に保護者に対してのフォローも忘れないようにしていくことも大切だと思う。

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