保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 男性
トラブルが起きた背景
Yちゃんは、かわいい女の子です。
私の勤めている保育園は、午前中数時間と、午後数時間、3・4・5歳児が合同保育で過ごします。
その4歳児クラスの中に、1人グレーゾーンとされ、下肺がついている男の子がいます。その男の子は、手が出てしまうことが多いため、必ず保育者が一人つくようにしています。
ですが、午後の合同保育中に、保育士がちょっと離れたすきに、5歳児クラスのYチャンの顔をひっかいてしまいました。ひっかかれた場所は、薄く出血し、あとが残ってしまいました。顔の傷で、やや出血してしまったので、お迎えを待たず、保護者にけがの電話報告をしました。
女の子ということもあり、お父さんは顔の傷をかなり気にして。保育のずさんさを指摘されました。
けがをさせってしまったことをしっかりと謝罪しましたが、お怒りのようでした。翌朝、翌日の送迎時も謝罪をし、何とか許してもらいました。
対応者の中での対応
今回のトラブルの悪かった点は、グレーの男の子から、保育者が目を離してしまった時間があった点です。
保育にスキがあったがために、怪我が起きてしまいました。今回のケースは、保育士ではなく、パート職員がその男の子についていました。その為、どんな時に手が出てしまうのかを把握しきれておらず、目を離す時間が出来てしまいました。
今回のケース以降は、担任もしくは、保育士資格所有者がしっかりと子の男の子につくように配慮しています。
今回のケースでよかった点は、送迎時まで待たずに、電話で怪我報告をしたことです。お迎えに来た際に、ほほにできてしまったひっかき傷をみて、ショックを受けられていました。これが、電話連絡ありと梨では、保護者の反応、理解が大きく違ったかと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
怪我が起きてしまった際には、しっかりと反省し、誠心誠意謝罪することが大切だと思います。
保育園としては、1つのトラブルですが、保護者にとっては、傷がきれいに治るかもわからず、傷が治るまでは不安な毎日を過ごされることかと思います。
そのような保護者の気持ちまで寄り添い、怪我をさせてしまった当日だけでなく、翌日もしっかりと謝罪したほうが良いケースもあるかと思います。
また、送迎時の報告では、保護者の理解が得られそうもない場合には、その場で電話連絡をすると、より丁寧な保護者対応が出来、保護者の不安を少しでも取り除いてあげられるのではないか、と考えています。