保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男の子
トラブルが起きた背景
Y君がお母さんのAさんと登園してきたときのことです。
お母さんから「昨晩Yがお友だちが遊んでくれないと泣いて話してきた」とのことでした。
前日の保育園の様子では、友だちと楽しそうに砂場で遊んでいたのでその様子をお母さんにお伝えしました。
3歳クラスは複数担任で必ず近くで見守っている為トラブルがあれば対応しているはずなのでトラブルはありませんでした。
翌日もお母さんと登園した際に「昨日もお友だちに仲間外れにされたといっていました」とお話がありました。
前々日にお母さんからお話があったためいつも以上に気を付けて様子をみていましたがトラブルになっていた様子は一切なかったとお母さんにお伝えしました。
お母さんから2度目にお話があった日にY君と1対1で話す時間を作りました。話を聞いていくとお父さんとお母さんが仕事で忙しいようで中々遊んでもらえないとのことでした。
お友だちのことを聞いてみると仲間はずれにはされておらずお母さんの気を引きたかったのかなと感じました。後日お母さんとの2者面談も行いました。
対応者の中での対応
しっかり1対1で話したことでY君の気持ちを汲み取ることができました。
またお母さんと後日お話したときにY君との時間を意識して作っていきますとのことだったのでそれ以来はそういったトラブルはなくなりました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
毎日一人一人子どもの様子はしっかりと見ているつもりでいましたが、家庭の変化にいち早く気付いてあげることができなかった所が力不足であったと感じました。
幼児クラスになり子どもの人数も増えたため全員との1対1での関わりは減ってきていたため、しっかりと時間を作って一人一人の気持ちを汲み取っていきたいと思いました。