保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭女性
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Yちゃんが年少の頃肌が弱いと言うことで、虫除け、日焼け止め、パーカーの着用を園でお願いしたいと言うことがありました。
基本的には園で薬を預かると言うことはしていませんでした。Yちゃんが第一子で一人っ子であるため、保護者もできることしてあげたいと言う気持ちが強くあったと思います。
しかし、幼稚園での集団生活と言うことも理解して欲しかったところです。
日焼け止めも他の園児に触れないよう、虫除けも他の園児と離れたところで対応していました。
園でも虫よけスプレーはしていたのですが、やはり肌が弱いと言うことで個人で用意したいという言ことでした。
蚊に刺されると赤くはれてしまう体質らしく、うっかり虫除けを忘れた時にはひやひやしました。
Yちゃんはとても活発でそんなことより遊びたいと言う気持ちが強く、対応するこちらも大変でした。
パーカーの持ち帰りや、預かり保育では複数の職員で見ているため、伝言なども気にされる保護者だったのでそちらの対応も注意していました。
様々な事情を持った園児を預かるため、なるべく一人一人に対応できるようにしていました。
保護者の方も今日の様子を伝えたり、うっかり忘れてしまった時には正直に話し理解してもらえるように努めました。
対応者の中での対応
なるべく保護者の方の要望に応えられるようにし、Yちゃんも楽しく過ごせるようにしたことと、応えられなかった時は正直に話し理解を得られたことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
以前に比べ、保護者の園に求めることが増えたように思います。
もちろん大切なお子様を守りたいと言う保護者の気持ちも十分にわかります。
集団生活の中で、個別に対応しなければならない園児がたくさんいるとどうしても忘れてしまうことがあるかもしれません。
できないものはできないとしっかり伝え理解してもらうことも大切だと思います。
先生があれもこれもと対応に追われ、楽しく園児を見られなくなってしまうのでは問題です。
メモにして目のつくところに貼っておいたり、ホワイトボードなどに書いたりと対策はできることもあります。
実際に保育の中で自分で対応できることなのか迷ったら、先輩や園長に相談してから保護者に返答する形でも良いと思います。