保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

性別 女の子

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トラブルが起きた背景

Hちゃんが年少の頃、土曜日保育を利用していた時のことです。
Hちゃんの両親は共働きでお母さんは土曜日も勤務していました。
土曜日なので子ども達の人数も少なく、いつものように外遊びをしていました。
Hちゃんは仲良しの友達と遊具で遊んでいました。すると、突然鳴き声がし駆け付けるとHちゃんが口元を抑えていました。
声を掛けましたが痛みでそれどころではなかったので、とりあえず近くに座らせ、どこが痛いか聞きました。
口をずっと押えていたので、見ると血が出ていました。唇を切ったのか、歯を痛めているのか確かめました。前歯をぶつけたように思えたのでぐらつきも確認しました。乳歯とは言え、まだ抜け替わるには早いので心配しました。
一緒に遊んでいたNちゃんにも話を聞くと、遊具のパイプの階段、梯子のようなものがあるのですが、上った際に足を滑らせ前歯を打ったようでした。
万が一に備え、リーダーの先生、お母さんにすぐに電話をしました。お母さんは仕事中でしたが、迎えに来てくれることになり、かかりつけの歯医者に先に連れていき事情を話し受診しました。
帰る頃にお母さんも到着し、改めて歯医者さんから話を聞いてもらい、こちらも謝罪しました。リーダーの先生も来てくれたので助かりました。
幸い大事には至らず、Hちゃんもお母さんが迎えに来たことでより安心し、そのまま帰宅となりました。
すぐにHちゃんの様子を確認し、状況をつかみ、お母さんとリーダーの先生に電話をし、歯医者を受診しました。Hちゃんは痛みと不安があったと思うので、それらを取り除こうと思い、歯医者に向かう際はいつもよりさらに明るく楽しく話題を逸らしながら過ごしました。
また、お母さんには状況説明と謝罪、かかりつけ医の確認を行ない、迎えに来てもらうようにしました。
リーダーの先生にも連絡をし、全ての説明と指示を受けました。

対応者の中での対応

お母さんには謝罪と状況を説明できたこと、リーダーの先生にもすぐに連絡をし状況を説明できたことです。
また、Hちゃんが不安にならないよう話題を逸らしながら過ごしたことです。歯医者に向かう時にはケロッとしていて、笑顔も見られたのでこちらも安心しました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

遊具での怪我や事故は気をつけていても起きてしまうこともあります。まさかこんなところで、と言う場合がほとんどかなと思います。今回は土曜日と言うこともあり、平日の保育とは少し違いましたが、すぐに対応できたので良かったと思います。前歯をぶつけたことで唇を切ってしまったり、歯が欠ける、折れることもあるので、歯医者を受診でき安心しました。
お母さんも状況を理解してくれ良かったです。自分で怪我の重症度の判断ができないとき、迷った時は他の先生に確認する、誰もいなかったら電話で状況を説明し、来てもらうことも大切だと思います。一目で大事だと思ったら救急車でも良いと思います。
様々なことが想定されるので、事前にどのような対応をとったら良いのか、一連の流れを把握しておくことも大事だと思います。

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