保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

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トラブルが起きた背景

Sちゃんは手掴み食べをしている3回食の女の子。
食事が大好きであまり噛まないで次から次へと飲み込む傾向があった。
1対2で食事をしていた時、レンコンを口に入れたSちゃんが咳き込み始めたかと思うと急に顔が青白くなってきた。
咄嗟に後ろから抱き抱えて背中を叩いた(背面打法)。
Sちゃんは少量嘔吐、Sちゃんの顔色は良くなった。
嘔吐物を見ると蓮根があまり噛まれないまま喉に詰まったようだった。
起こったことは園長に報告しヒヤリハットに記入。調理側にも伝え食材のサイズを検討してもらうことにした。

対応者の中での対応

・すぐに気づいて背面打法を行ったこと。
・起こったことは職員全員に共有、職場のヒヤリハットの用紙に記入したこと。
・調理と食材の大きさを検討したこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

予防の観点として子供の特性を見て段階が同じだったとしても、食材のサイズの変えるなどの対応はして置いても良かったなと思います。
普段は問題なく食べていたことから疑問視することもなく、結果としてこういう問題が起こってから対応に至りました。
今回の場合は保護者も家庭でよく詰まらせることがあるようで、子供の特性によるものだと理解してもらうことができましたが、もし時間内に食べさせよう、全て食べ切らないといけないなどの雰囲気が定着しているようなら危険だと思います。
食べさせようと保育者が詰め込んだり、焦っている場合だと余計にトラブルが起きやすいです。
誤嚥は死亡に至る危険なケースだということを念頭に置いて、子供の気持ちや体調を優先しゆとりを持って食事介助する必要があると思います。

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