保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭男の子
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
性別 男の子
トラブルが起きた背景
H君はとても大人しく周りをじっくりと観察して、考えるのが得意な男の子。
あるとき、登園時間が遅くなることが続いたので、保護者に尋ねました。
すると、近所の方との登園時間をずらしていることを知りました。
小学校になったら、嫌でも一緒に学校に行かなくてはならないので、今は一緒にいたくない。できれば、幼稚園でも一緒の時間を作りたくないとの事でした。
直接的にはかかわりはないものの他の友達とトラブルになっている様子を見て、怖いと考えるように親子ともどもなっていました。
毎日の様子を伝えて、できるだけ、一緒の班にならないように、グループも離すということを伝えました。
対応者の中での対応
普段から、よく様子を観察していることをまずほめて、こちらができることを伝えました。
そして、そうすることで、子供が家でどのように話をしているのかを聞き、次に向けての話をしました。
先が見えるということで多少なりとも安心されていました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
小学校に向けて、親子ともども不安な面が出てくる時期たっだので、不安を取り除ける部分は取り除きたいと思いました。
また、直接かかわりのない子供でも、怖いと思うと行きたくないと思うので、直接トラブルを抱えている子供だけでなく、ほかの子供にも向けて、話をしていくことが大切です。
その子は、登園時間を早めることにして、幼稚園で遊ぶ時間を増やすことにしました。
そうすることで、ほかの友達とも遊ぶ機会を増やし、知らない遊びにも参加して、視野を広げる提案もしました。
一番に登園するようになりました。