保育施設の事例

施設名: 認定こども園

園児がお気に入りのスコップを取られパニックを起こした事例

対応者

対応者

対応者 こども園保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男の子

事例・対処法の要点まとめ

園児がお気に入りのスコップを取られパニックを起こした。

Cくんが落ち着けるよう静かな空間に連れて行き、好きな図鑑をみることでCくんの気持ちを落ち着かせる対応ができたのは良かったと思います。またCくんが使っていた赤いスコップで遊んでいた園児のフォローも、同じクラスの担任の保育士が対応してくれたので、何も言わなくても保育士間で連携が取れていることはすごいなと感じました。反省点としては、こうなる状況はある程度予想はできたことなのでトイレに行く際、赤いスコップを棚の上に置く、他の保育士に預かってもらうなどCくんが戻ってきた時にまた使えるように対応すれば良かったと思います。

グレーゾーンのお子さんや、発達障害と診断されたお子さんに出会う機会が保育士として働く中であるかと思います。その子と信頼関係を築き関係性を積み重ねていく中で、そのお子さんの特徴(好きなこと、苦手なこと、何をしたらパニックになるのか、その時はどう対応したらいいのかなど)が見えてくるかと思います。そのお子さんを十分に理解してあげることがなによりすごく大事だと思いますし、保育士間で連携し合うのはもちろん、子どもの年齢が上がれば、その子とクラスの友達との関係性でも悩むことも出てくるとは思いますが、保育園全体で対応を考え、発達障害のお子さんの成長を見守っていける環境を是非つくってほしいと思います。

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トラブルが起きた背景

戸外で砂場遊びをしていた時の出来事です。Cくんは保育士からみてグレーゾーンのお子さんで、トラブルが多かったため個別に一人保育士がそばにつき対応をしていました。(この段階では保護者の方にはまだ伝えていません。市の保健師さんと連携して少しずつ医療につなげて行く方向性でした。)Cくんは赤いスコップへの執着、こだわりに強い特徴がありました。Cくんは砂場で一人で集中して赤いスコップで山を作っていたのですが、途中でトイレに行きたくなりその場に赤いスコップを置きトイレに行きました。戻ってきたCくんは、クラスの友達がCくんが使っていた赤いスコップを手に取り遊んでいる状況をみて大パニック。その友達に殴りかかろうとしたのでそばについている保育士がCくんの体を止めました。大声で泣き叫んでいたため、気持ちを落ち着かせるためCくんを室内に連れて行き、Cくんの好きな図鑑を一緒に見ることで落ち着くことができました。

対応者の中での対応

Cくんが落ち着けるよう静かな空間に連れて行き、好きな図鑑をみることでCくんの気持ちを落ち着かせる対応ができたのは良かったと思います。またCくんが使っていた赤いスコップで遊んでいた園児のフォローも、同じクラスの担任の保育士が対応してくれたので、何も言わなくても保育士間で連携が取れていることはすごいなと感じました。反省点としては、こうなる状況はある程度予想はできたことなのでトイレに行く際、赤いスコップを棚の上に置く、他の保育士に預かってもらうなどCくんが戻ってきた時にまた使えるように対応すれば良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

グレーゾーンのお子さんや、発達障害と診断されたお子さんに出会う機会が保育士として働く中であるかと思います。その子と信頼関係を築き関係性を積み重ねていく中で、そのお子さんの特徴(好きなこと、苦手なこと、何をしたらパニックになるのか、その時はどう対応したらいいのかなど)が見えてくるかと思います。そのお子さんを十分に理解してあげることがなによりすごく大事だと思いますし、保育士間で連携し合うのはもちろん、子どもの年齢が上がれば、その子とクラスの友達との関係性でも悩むことも出てくるとは思いますが、保育園全体で対応を考え、発達障害のお子さんの成長を見守っていける環境を是非つくってほしいと思います。

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