障害者施設の事例

施設名: 特別支援学校

アスペルガー症候群の方が急な授業変更に腹を立てた事例

対応者

対応者

対応者 特別支援学校教員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

アスペルガー症候群の方が急な授業変更に腹を立て机や椅子を投げつけた。

たまたま私はその教室の前を通りかかったところ遭遇した出来事でしたので、何が何だかわからないまま止めに入りました。教卓を投げつけた時、誰かに当たってしまったらと恐怖を感じたのを覚えています。女性の先生一人で相手は中学2年生です。力も強く、もしかするともっと大きな事故になっていたんじゃないかと思うと、とても怖く思いました。実際のところ、音を聞いて駆けつけてくれた先生がいたので良かったのですが、私たちではなかなか助けを呼びに行ける状況ではありませんでした。その子の特性は分かっていました。だからこそ、今振り返るともっと早く助けを呼ぶべきだったと思います。

度々暴れたり、暴力を振るう場面に遭遇する事はあると思います。そういった時はまず助けを呼ぶことが一番です。呼びに行くことが出来ないのなら、その場で『誰か来てください!』と大声で叫ぶことです。自分一人でどうにかしようと思うのは危険が伴います。出来ればやはり男性の方の助けがあると現場は心強いですね。 感情をコントロールできず、物に当たってしまったり、人に危害を与えてしまう子もいます。ストレスは誰にでもあることですが、どうしたら嫌な気持ちをうまく発散させることが出来るか。どう心を落ち着かせるか、どういった環境が必要なのか。一人一人異なる特性に応え、支援することが我々の役目なのです。

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トラブルが起きた背景

ある日の学校での出来事でした。Mさんはアスペルガー症候群です。その日は急な授業変更があり、3時間目の体育が数学に変更になりました。それに腹を立てたMさんは教卓、生徒の机、椅子を次々と投げつけました。止めに入った女性の先生が腕を噛まれそうになったのを見て、私もすかさずMさんの名前を呼びながら必死に止めに入りました。しかし力が強くなかなか行動を止めることができませんでした。その後すぐ大きな物音を聞いた男性の先生が駆けつけてくれ、やっと落ち着きを取り戻しました。

対応者の中での対応

たまたま私はその教室の前を通りかかったところ遭遇した出来事でしたので、何が何だかわからないまま止めに入りました。教卓を投げつけた時、誰かに当たってしまったらと恐怖を感じたのを覚えています。女性の先生一人で相手は中学2年生です。力も強く、もしかするともっと大きな事故になっていたんじゃないかと思うととても怖く思いました。実際のところ音を聞いて駆けつけてくれた先生がいたので良かったのですが、私たちではなかなか助けを呼びに行ける状況ではありませんでした。その子の特性は分かっていました。だからこそ今振り返るともっと早く助けを呼ぶべきだったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

度々暴れたり、暴力を振るう場面に遭遇する事はあると思います。そういった時はまず助けを呼ぶことが一番です。呼びに行くことが出来ないのならその場で『誰か来てください!』と大声で叫ぶことです。自分一人でどうにかしようと思うのは危険が伴います。出来ればやはり男性の方の助けがあると現場は心強いですね。
感情をコントロールできず物に当たってしまったり、人に危害を与えてしまう子もいます。ストレスは誰にでもあることですが、どうしたら嫌な気持ちをうまく発散させることが出来るか。どう心を落ち着かせるか、どういった環境が必要なのか。一人一人異なる特性に応え、支援することが我々の役目なのです。

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