障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

双極性障害の方が仕事の増加により躁鬱が悪化した事例

対応者

対応者

対応者 精神保健福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

双極性障害の方が仕事の増加により躁鬱が悪化した。

精神保健福祉士としての知見を交え、本人の話に傾聴しながら面談できたことは良かったです。 悪かった点は、仕事量がHさんに偏りつつあったことに気付いてあげられなかったことです。

精神保健福祉士は毎日作業所に行かないことと、指導員や利用者さんを毎日見ているわけではないのでそれぞれの仕事状況や仕事量を把握しきれないという問題があります。今回のように双極性障害を抱える利用者が、仕事量の増加によって躁鬱を悪化させないためにも、気分変動の幅や仕事量のきめ細やかなチェックが必要だと思いました。順調に仕事をしているように見えても悩みを抱えている可能性があるため、精神障害をお持ちの利用者さんとは定期的に面談を実施することが大切だと思います。

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トラブルが起きた背景

Hさんは双極性障害をお持ちで、精神障害者手帳の2級を保持されています。最近は症状が比較的安定していることと掛かりつけ医の許可もあり、B型作業所からA型作業所へ移動されてこられました。最初のうちは安定して働いておられました。仕事の出来も上々だったためつい多くの作業をお任せしてしまいました。それが本人にとって徐々に負担になってしまったのか、休みがちになってしまいました。面談を申し入れたところ、双極性障害が再発してしまい辞めて休職せざるを得ないとのことでした。

対応者の中での対応

精神保健福祉士としての知見を交え、本人の話に傾聴しながら面談できたことは良かったです。
悪かった点は、仕事量がHさんに偏りつつあったことに気付いてあげられなかったことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

精神保健福祉士は毎日作業所に行かないことと、指導員や利用者さんを毎日見ているわけではないのでそれぞれの仕事状況や仕事量を把握しきれないという問題があります。今回のように双極性障害を抱える利用者が、仕事量の増加によって躁鬱を悪化させないためにも、気分変動の幅や仕事量のきめ細やかなチェックが必要だと思いました。順調に仕事をしているように見えても悩みを抱えている可能性があるため、精神障害をお持ちの利用者さんとは定期的に面談を実施することが大切だと思います。

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