障害者施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
情緒不安定な利用者がスタッフに暴言を吐く事例
対応者
対応者 ヘルパー
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
情緒不安定な利用者がスタッフに暴言を吐く
スタッフと共有し対応。原因が分かり対処しやすかったが、暴言が多々あった
スタッフと共有することで、参考事例を聞けて気持ちが楽に。トラブル防止にメモや手紙を活用した
トラブルが起きた背景
京都でデイサービスのお仕事をしていたときです。
Iさんという80代後半の女性がいました。
Iさんは身体的な部分の他にも精神的な障害があり、情緒が不安定なのと言動がその日によって違うため一度トラブルになりました。
「次回はこれを買ってきてほしい」と笑顔で対応してくださったのに別の日に行ったときには、「そんなことを言っていない。帰れ」などと暴言を吐かれるトラブルがありました。
このためスタッフ間で共有しIさんにはメモや手紙などを渡すことを徹底することにしました。
対応者の中での対応
良かった点は、別のスタッフと共有することでなんとか対応できたことです。
また、情緒不安定になってしまう原因が分かっていたので対処しやすかったです。
悪かった点は、言ったことを忘れてしまうことだけではなくその日によってスタッフに対して暴言を吐くようなことが多々あったので、こちらが精神的にきつかったです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
最初は戸惑いどのように対応していいのか悩みました。
スタッフ間で共有することで「このような利用者さんは他にもいた」という情報なども聞き、自分が伺う際にも気持ちが楽になりました。
一人で抱え込まずにスタッフ間で共有することで対策を考えることができれば、それが原因で退職してしまうといったようなことにはなりづらいのではないかと思います。
また今回のような利用者さんの場合、言った、言わないなどのトラブルになると困るので次回に行うこと、今回伝達したことなどはメモや手紙にすることを徹底することが大切だと思います。
何があってもその方に合わせて対応していくことが大切だと思いました。