障害者施設の事例

施設名: 生活介護

最重度知的障害の方が気持ちが高ぶり他者を強く叩いた事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

最重度知的障害の方が気持ちが高ぶり他者を強く叩いた。

叩かれてしまった方は肩にアザができてしまったので看護師の手当てを受けてもらいました。利用者の方のご自宅にも連絡し謝罪をしています。Oさんは相手の方が部屋を出て行くと興奮した状態から落ち着いていきました。
(良かった点)すぐに利用者の方が叩かれてしまったところを確認し、看護師へ引き継いだこと。
(悪かった点)作業室に誰もいないと思ってOさんから離れてしまったこと。

マンツーマン対応が必要な利用者の方は、周りの安全が確認できない限りは側を離れないことが大切なことを改めて感じました。Oさんの場合は悪気があって叩いているわけではなく、好きな気持ちを表現するのに叩いている様子があったので、人との関わり方や距離感はこちらで支援する必要があると思います。その後はOさんが気になる人と関わる時は、職員がOさんの手を持って一緒に肩をトントンするようにしました。

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トラブルが起きた背景

利用者のOさんは、人に関わりたい気持ちが強いと相手の身体を強く叩いてしまうことがあります。いつも職員とマンツーマンでいたり、他の利用者の方とは様子がわかる程度に空間を分けて過ごしていました。お昼休憩は、昼食を食べ終わるとまだ誰もいない作業室に入って、音楽を聴いて過ごすというルーティンがありました。しかし、その日は先に作業室に普段から気になっている人が居ました。すぐに気が付いたOさんはその方の所へ笑いながら走っていき肩を強く叩いてしまいました。
Oさん自身は悪気があってというわけではなさそうなのですが、気持ちが高ぶるとどうしてもといった様子がある。

対応者の中での対応

叩かれてしまった方は肩にアザができてしまったので看護師の手当てを受けてもらいました。利用者の方のご自宅にも連絡し謝罪をしています。Oさんは相手の方が部屋を出て行くと興奮した状態から落ち着いていきました。
(良かった点)すぐに利用者の方が叩かれてしまったところを確認し看護師へ引き継いだこと。
(悪かった点)作業室に誰もいないと思ってOさんから離れてしまったこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

マンツーマン対応が必要な利用者の方は、周りの安全が確認できない限りは側を離れないことが大切なことを改めて感じました。Oさんの場合は悪気があって叩いているわけではなく、好きな気持ちを表現するのに叩いている様子があったので、人との関わり方や距離感はこちらで支援する必要があると思います。その後はOさんが気になる人と関わる時は、職員がOさんの手を持って一緒に肩をトントンするようにしました。

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