障害者施設の事例
施設名: 特別支援学校
真似をする生徒の発言が保護者に誤解を与えた事例
対応者
対応者 特別支援学校教員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
真似をする生徒の発言が保護者に誤解を与えた。
その場は聞き役に徹し、毅然とした態度を取り続けた。
毅然とした態度で対応し、非がない時は堂々としていることが大切。
トラブルが起きた背景
Iさんは周りで起こった出来事を真似して口にしてしまう生徒でした。
普段の学校生活では特に問題なく過ごせていたのですが、ある日その保護者からお怒りの電話がかかってきました。
内容は「うちの子が『ごめんなさい〜』と家で連呼している。こんなことは今までなかった。学校で強い指導をしたんだろ!」といった内容でした。
言い方がクラスメイトの口癖と一緒だったので、保護者の方には友達の真似だと伝えても納得してもらうことができず、挙げ句の果てには「うちの子に体罰している教師がいるだろ!」と言い出す始末。
収拾がつかないのでその日は話を聞くだけ聞きました。
毅然と対応を続けると保護者は何も言ってこなくなりました。
対応者の中での対応
保護者の怒りを鎮めるために途中から聞くことに徹したため、比較的短い時間の対応で済んだことは良かったです。
その日のうちに解決できなかったことは反省点だと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
様々な保護者がいらっしゃるのでこれが正解という対応はないと思います。
こちらの対応でまずかったところは謝罪するべきと思うのですが、保護者の機嫌を取るために何でもかんでも謝罪していると教育機関は成り立たなくなります。
ですので毅然とした態度で対応し、こちらに非がない時は堂々としていることが大切だと思います。
そのためにも日頃から管理職に細かく説明したり、対応方法を勉強しておく必要があると思います。