障害者施設の事例

施設名: 訪問介護事業所

統合失調症の方の大切な物と知らず配慮不足で怒らせた事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

統合失調症の方の大切なマットと知らず配慮不足で怒らせた。

Kさんは、私がトイレマットを持ってきたことが気に入らなかったようで「私はこのトイレマット一筋でずっとやってるんです!」と激高されました。 なので、まずは即座に「大変申し訳ございませんでした。気を悪くさせてすみません。」と言いました。 対応に対して良かったと思う点は、即座に謝った事により、事を大きくせずに収める事ができた事です。 いつも思う事ですが、褒める時も謝る時も即座にすぐやる事によって、利用者さんにとって記憶が新しい間に終わる事ができるので意識するようにしています。

後々に利用者Kさんに話を聞くと、そのトイレマットは結婚当初に買った大切なトイレマットだったそうです。 私から見ると洗濯していない汚いトイレマットという認識でしたが、利用者Kさんにとってはその認識でなかったので、利用者さんにとっての有難迷惑になってしまういらない配慮はやめて尊重するように心掛けようと思いました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

利用者さんのKさんは元夫からDVを長年受けており、それによりPTSDにさいなまれてうつ病を発症し、最近では幻聴や幻覚や妄想、悲観的、被害者意識を伴う統合失調症を合併しております。
そして全てが億劫になったことによって外出もしなくなり、掃除もしなくなりました。
それで私が訪問介護に入らせていただく事になったのが、今年の3月頃の話です。
Kさんの自宅はだいぶ古びていて掃除が行き届いていなくて、トイレマットも洗濯されていない状態です。
そこで、私が私物の使わなくなったマットを「よろしければ使ってください」と差し出しました。
するとKさんの態度が豹変、興奮状態に陥りました。

対応者の中での対応

Kさんは私がトイレマットを持ってきたことが気に入らなかったようで「私はこのトイレマット一筋でずっとやってるんです!」と激高されました。
なのでまずは即座に「大変申し訳ございませんでした。気を悪くさせてすみません。」と言いました。
対応に対して良かったと思う点は、即座に謝った事により、事を大きくせずに収める事ができた事です。
いつも思う事ですが、褒める時も謝る時も即座にすぐやる事によって、利用者さんにとって記憶が新しい間に終わる事ができるので意識するようにしています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

後々に利用者Kさんに話を聞くと、そのトイレマットは結婚当初に買った大切なトイレマットだったそうです。
私から見ると洗濯していない汚いトイレマットという認識でしたが、利用者Kさんにとってはその認識でなかったので、利用者さんにとっての有難迷惑になってしまういらない配慮はやめて尊重するように心掛けようと思いました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ