障害者施設の事例

施設名: 放課後等デイサービス

自閉症の方が職員の大声にパニックを起こした事例

対応者

対応者

対応者 アルバイト

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

自閉症の方が危険を知らせる職員のとっさの大声にパニックを起こした。

最初の優しくシンプルな指示の声掛けは正しかったと思います。その後の大声の声掛けと、いきなり引っ張ってしまったことは冷静さが欠けた行動だと反省しました。

職員が足りないため、散歩は全員で行かなければいけませんでした。でもC君の精神状態では、本当なら連れて行かずに室内の静かな場所で過ごしていた方が良かったと思います。福祉施設は人手が少ないことをもっと問題視して欲しいです。そして結果としてC君が泣き止み、散歩から帰るのに30分以上かかりました。本人も怖い思いをして泣き続けて、辛かっただろうなと思います。ただ、この件で職員間でC君の危機管理能力を高めなければいけないという話になり、今は一生懸命交通ルールを学んでいます。私の行動は反省しながら、でもC君にとって新しい気付きになったことは良かったです。

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トラブルが起きた背景

C君は自閉症の男子中学生です。元々パニック障害を持っていることに加え、思春期に入り今までより精神が不安定でした。突然泣き出したり頭を叩いて自傷することがありました。私の職場の放課後デイサービスでは散歩の時間を設けています。その日のC君は少し歩いて座り込んでしまいました。歩道と車道を分ける白線の上に座ったので私は「歩こうね」と優しく声掛けしました。その時ちょうどバイクが走ってきて、思わず「危ない!」と叫んでC君を引っ張りました。私の大きな声にC君は火が着いたように泣き叫び、耳を塞いで道路に倒れ込んでしまいました。

対応者の中での対応

最初の優しくシンプルな指示の声掛けは正しかったと思います。その後の大声の声掛けと、いきなり引っ張ってしまったことは冷静さが欠けた行動だと反省しました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

職員が足りないため、散歩は全員で行かなければいけませんでした。でもC君の精神状態では、本当なら連れて行かずに室内の静かな場所で過ごしていた方が良かったと思います。福祉施設は人手が少ないことをもっと問題視して欲しいです。そして結果としてC君が泣き止み散歩から帰るのに30分以上かかりました。本人も怖い思いをして泣き続けて、辛かっただろうなと思います。ただ、この件で職員間でC君の危機管理能力を高めなければいけないという話になり、今は一生懸命交通ルールを学んでいます。私の行動は反省しながら、でもC君にとって新しい気付きになったことは良かったです。

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