障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(機能訓練)
自閉症の方の保護者が態度の悪い実習生に激怒した事例
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
自閉症の方の保護者が態度の悪い実習生に激怒した。
すぐに謝罪し、その場で実習生に指導した。後日、電話で管理者からもお詫びをした。
実習生を受け入れる前にあらかじめルールを用意し、オリエンテーションで伝えることが重要。
トラブルが起きた背景
利用者の保護者とのトラブルになります。
利用者は5歳の男の子で、疾患は自閉スペクトラム障害で来ていました。
当施設では実習生を複数人受け入れていたのですが、実習生の態度が悪く指導員の指導が行き届いていないとのことで苦情が来ました。
状況は訓練室で訓練を行っている際に、実習生の前にボールが転がってきて足で蹴って返したことを保護者が見ており「どんな対応や」と怒られました。
また実習生がその場で謝罪しましたが、態度が悪かったようでさらに激怒され苦情となりました。
対応者の中での対応
すぐに指導員が謝罪に行き、保護者の意見を聞き実習生にもその場でなぜだめなのか、どうすればよかったのかなど具体的に指導を行いました。
また管理者にも報告し後日、電話で謝罪を管理者から入れ今後このようなことがないようにすることを伝えました。
すぐに謝罪を行い、管理者にも報告を行えたため大事にならなかったことは良かったです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
実習生を受け入れる前にあらかじめルールを視覚的にわかる形で用意しておき、オリエンテーションを行うときにきちんと伝えることが重要だと思います。
また、療育中でも指導員がすぐに指導に入れるように他指導員を配置し、環境を整えるようにしていきたいです。