障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
自閉症の方の誤解から幻覚症状が起きた事例
対応者
対応者 アルバイト
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
自閉症の方が自身の事を言われたと誤解し幻覚症状が起きた。
別室へ誘導後も中々過呼吸の発作は治まらず少しの間背中をさすり声掛けをしました。15分程経ち少し落ち着きましたので話を聞くと、やはり自分の事を言われたと思っていたみたいです。お薬を服用しその日は帰宅されました。 (良かった点)発作が起きた時にすぐに別室に誘導し他の利用者さんの配慮をしたこと、Kさん自身恥ずかしいとこをそれ以上他の利用者に見せなかったこと。
(悪かった点)普段より発作があったのに配慮が足りずでした。
2、3か月に一度発作が出たりしていたのですが、今回は幻覚症状があり自分の耳元で言われているようでした。他の利用者さん8名も作業中でしたので配慮も必要ということもあり、職員同士の対応や役割も連携していきもっとKさんに対して警戒して見守りする。
トラブルが起きた背景
利用者Kさんは自閉症、てんかん、過呼吸などお持ちです。体型を日頃より気にしてます。その日も他の利用者さん同士で会話をしていましたが、その会話がダイエットの会話でした。Kさんは恐らくご自身のことを言われてると思い作業中に背を向けていました。声掛けをした時は大丈夫と言いましたが少ししたら「わーあーあー」と奇声をあげ手を動かし「あっちにいけいけ」と幻覚の症状が出ていました。他の利用者さんは黙々と作業をしていたのでKさんを別室へと誘導しました。
対応者の中での対応
別室へ誘導後も中々過呼吸の発作は治まらず少しの間背中をさすり声掛けをしました。15分程経ち少し落ち着きましたので話を聞くと、やはり自分の事を言われたと思っていたみたいです。お薬を服用しその日は帰宅されました。
(良かった点)発作が起きた時にすぐに別室に誘導し他の利用者さんの配慮をしたこと、Kさん自身恥ずかしいとこをそれ以上他の利用者に見せなかったこと。
(悪かった点)普段より発作はあったのに配慮が足りずでした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
2、3か月に一度発作が出たりしていたのですが、今回は幻覚症状があり自分の耳元で言われているようでした。他の利用者さん8名も作業中でしたので配慮も必要ということもあり、職員同士の対応や役割も連携していきもっとKさんに対して警戒して見守りする。