障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
てんかんを抱えた方に発作が起き他者が怪我をした事例
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
てんかんを抱えた方に発作が起き他者が怪我をした
てんかんの薬を服用していたが、薬が効かず事故が発生した
共同作業時は、服用する薬に効果があるかを確認する
トラブルが起きた背景
Kさんはてんかんの症状をお持ちということで、通常であればてんかんの発作を抑える薬を服用しているはずでした。
今回は薬を服用していたにも関わらず、症状が現れたことで作業中に他の作業者に対して共同作業時に、怪我をさせてしまうという結果になってしまったのです。
なお他の作業者の方が怪我をした理由は、Kさんと共同で持ち運びする物を作業者一人が支える結果となってしまったが故です。
2人ないし3人という人数で作業しないと難しい作業を行っていた最中起きました。
対応者の中での対応
今回のケースは反省すべき点が多く、事前にてんかんの薬を服用していることを確認したのは良かったのですが、まさかてんかんの薬が効かないという状況下にあるというのを知らずにいたことです。
第3者と共同でする作業で、自立について支援しようとした最中事故が起きたのです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回は事前に作業者の方に対しててんかんの症状があるということで、薬を服用し続けていることを確認した上で作業をしてもらいました。
しかし、薬が効果を示さないこともあるという点に考えが及んでいませんでした。
更に言えば、薬について効果があるのかというのを聞くことができなかった点も反省すべき点です。
プライバシーや個人的なことになりますが作業者の方に共同で作業をお願いするのであれば、服用している薬が効果を示しているかどうかは確認すべきです。