障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(生活訓練)
ダウン症の方がルーティンを変える際に荒れた事例
対応者
対応者 社会福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
ダウン症の方がルーティンを変える際に荒れた。
当事業所だけの対応ではなく、外部の先生の協力もあったため良かった。
こだわりを「こだわりだから仕方ない」や「こだわりだから変えられない」はやってみなければ分からないため、その利用者のためになることは積極的に変更を強いる場面も必要になってくると思います。利用者を第一に考えるのは正しいと思いますが、支援者である職員を守らなければ誰が支援していくのか、支援があってこその利用者であると私は考えます。職員の負担を考える事を優先的に見直した方が良いと考えます。職員を大事に考えて下さい。
トラブルが起きた背景
Uさんはダウン症の特徴でもある物事への切り替えに時間がかかるため、食事に取り掛かるにも2時間以上要しています。食事の後は決まってミルクティーをコップ一杯必ず飲みます。これは昔からのルーティンとのことで、それが飲めないと物凄い怒りで収まりません。しかし食事にも2時間以上要し、またミルクティーを飲むにも2時間以上かけて飲むため、施設の職員はその時間付きっきりのため仕事になりません。Uさんが歯科受診し虫歯が発見されたため、年齢を考え1日の糖分摂取量を見直す良い機会だと、1日3回のミルクティーを2回に減らすよう統一しました。言葉や文字を明記し伝え、職員も断固として朝の分は与えないという決まりを作り、始めはUさんも荒れましたが渋々応じるようになりました。未だに荒れる時は荒れますが、職員の毅然とした対応が功を奏しています。
対応者の中での対応
当事業所だけの対応ではなく、外部の先生の協力もあったため良かった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
こだわりを「こだわりだから仕方ない」や「こだわりだから変えられない」はやってみなければ分からないため、その利用者のためになることは積極的に変更を強いる場面も必要になってくると思います。利用者を第一に考えるのは正しいと思いますが、支援者である職員を守らなければ誰が支援していくのか、支援があってこその利用者であると私は考えます。職員の負担を考える事を優先的に見直した方が良いと考えます。職員を大事に考えて下さい。