障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

パニック障害の方が作業内容変更に反発した事例

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

パニック障害の方が作業内容変更に反発した

スタッフとDさんとの間に入って対応した

他施設での暴力行為についての情報を何らかの方法で共有できる仕組みがあれば良いと思う

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トラブルが起きた背景

Dさんは決められた作業を覚えることが苦手で、作業内容が変わるとパニックを起こし、当施設のパソコン組み立て作業の指導にあたる指導員に、暴力を振るってしまいました

なお当時、作業指導に当たるスタッフは暴力を受けた作業指導員を除いて3名おり、暴力行為に気が付いたのは私を含め2名です。
そこで、Dさんとの間に入りDさんと指導員を引き離すこととしました。

指導員については、指導内容の変更によって作業工程が変わるということを伝えようとしたら、一方的に敵意を向けられ攻撃を受けたとのことです。

そのためDさんには、当施設とその他施設について利用可能であるかどうか、要相談となりました。

対応者の中での対応

今回、止めに入る側でDさんとの間に入り、職員が一方的に攻撃を受けることを防げました
職員の怪我がひどくなることを防げたという点では良かったです。
ただ、Dさんが持っている攻撃性のようなものについては報告を受けておらず、保護者の方にお話を聞いたところ、以前別の施設でも同じようなことがあったとのことでした。
情報共有が不足しているというのが悪かった点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用者の方の攻撃性についてはきっかけがあり、きっかけがスイッチとなり、攻撃性が表面化することは多々あります。

問題は以前の施設でもそうした行為があった場合です。
施設利用時に、以前どこかの施設を利用したかどうかチェック項目があります。
チェックが入っているケースにおいては、暴力行為についての情報を何らかの方法で共有できる仕組みがあれば良いのにと思う次第です。

以前、別の施設を利用していたと情報があったので、当施設では前の施設が合わなかったと考えましたが、利用者によっては暴力行為による施設利用の禁止もありえます。
今後考えなければならない課題です。

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