障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

中度知的障害の方が特定の職員に介助を依頼する事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

中度知的障害の方が特定の職員に介助を依頼する。

Uさんの歯ブラシ介助は担当が行っているところを見させてもらい、引き継ぎをしていました。しかし実際に私がやってみるとスッキリしないところもあるようで、嫌に感じているようでした。そこでUさんに許可を得て、もう何回か担当の介助場面を見させてもらったり、私の介助に担当が立ち会うということをしました。また担当からも「気持ち悪いところがあったら、Uさんから言ったらIさんはちゃんとやるから」と伝えてもらうことで、少しずつ介助に慣れてもらうことができました。
(良かった点)Uさんと担当に歯ブラシ介助の場面に入りたいと伝えたこと。担当に介助に立ち会ってもらったこと。

慣れた人でないと嫌だという気持ちは、おそらく誰にでもあるかと思います。なので今回の件を通して介助などを引き継ぐ時は、本人の気持ちとペースが守られていることが前提で進めていくことが大切だと感じました。本人にとっては慣れていていつも同じ人ができることが一番いいことなので、Uさんの協力を得ているということを忘れないようにするのが重要だと思います。そうすることで、対応の仕方も本人に合わせたものになっていくのではないかと思います。 本人が求めるような介助をできる人が初めからいるように対応できていれば、本来はより良いと思います。

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トラブルが起きた背景

利用者のUさんは身体障害があり車椅子を使用しています。食事や排泄、着替えなど日常生活の様々な場面で介助を必要とされている方です。Uさんは介助の勝手などが変わるのが嫌でいつも決まった職員とそれらを行っていました。歯ブラシもそのうちの一つでした。担当職員がどうしても手が離せない場面でも、他の職員の介助よりも担当が手が空くのを待つことを選ぶ方でした。しかし、それではUさんの仕事のスケジュールも押してしまうことが増えてきました。そこで担当からUさんのためにもということで、他の職員にも歯ブラシ介助に入ることを提案しました。そこでIが入ることになったのですが、途中で「もういい」と言われてしまったり、依頼してもらえないことがありました。

対応者の中での対応

Uさんの歯ブラシ介助は担当が行っているところを見させてもらい、引き継ぎをしていました。しかし実際に私がやってみるとスッキリしないところもあるようで、嫌に感じているようでした。そこでUさんに許可を得て、もう何回か担当の介助場面を見させてもらったり、私の介助に担当が立ち会うということをしました。また担当からも「気持ち悪いところがあったら、Uさんから言ったらIさんはちゃんとやるから」と伝えてもらうことで、少しずつ介助に慣れてもらうことができました。
(良かった点)Uさんと担当に歯ブラシ介助の場面に入りたいと伝えたこと。担当に介助に立ち会ってもらったこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

慣れた人でないと嫌だという気持ちは、おそらく誰にでもあるかと思います。なので今回の件を通して介助などを引き継ぐ時は、本人の気持ちとペースが守られていることが前提で進めていくことが大切だと感じました。本人にとっては慣れていていつも同じ人ができることが一番いいことなので、Uさんの協力を得ているということを忘れないようにするのが重要だと思います。そうすることで、対応の仕方も本人に合わせたものになっていくのではないかと思います。
本人が求めるような介助をできる人が初めからいるように対応できていれば、本来はより良いと思います。

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