障害者施設の事例
施設名: 訪問介護事業所
中度知的障害の方宅の水漏れをスタッフが触り悪化させた事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
中度知的障害の方宅の水漏れをスタッフが触り悪化させた
水道屋を呼び、修理費を弁償。即座に謝罪し、管理者にも連絡した
利用者の要望を無視し、勝手に判断して水漏れが悪化したため、指示通りに動くべきだった
トラブルが起きた背景
利用者Iさんは中度知的障害があり、前科持ちです。
少し人に対して壁を作っている人です。
私はIさんの家事援助、主に料理、掃除、買い出しを担当していました。
去年の6月頃、利用者Iさん宅に掃除をしに訪れた所、Iさんが困った様子で「水漏れしているから水道屋を呼んだ方が良いかな」と言いました。
状態を見てみると、キッチンのシンク下から水漏れしているようでした。
ほんの少しだったので、水道屋を呼ばなくても私でできると思って少し触ると水がもっとあふれて、下の階にまで漏れてしまいました。
対応者の中での対応
下に漏れていることを下の階の方に教えもらい、気づきました。
利用者Iさんに「Uさんが変にいじったからこうなったんでしょ!僕は水道屋を呼んでと言ったじゃないか!」と激高されました。
即座に「大変申し訳ございません。私がしてしまったことでこんな大事になってしまい反省しています」と謝罪し、水道屋を呼びました。
管理者にも連絡し、水道の修理費を弁償しました。
悪かった点は、最初の時点で水道屋を呼ばなかったことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回のトラブルの原因は利用者Iさんの要望通り即座に水道屋さんを呼べば良かったのに、私の勝手な判断で呼ばなかったことです。
その上で私が勝手に利用者Iさんのシンク下の故障部分を触ってしまったことです。
変な邪念をはさまずに言われたことをすれば良いと思いました。