障害者施設の事例
施設名: 特別支援学校
強度行動障害の方が石を投げ職員の車を傷つけた事例
対応者
対応者 特別支援学校教員/男性
お相手
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
強度行動障害の方が石を投げ職員の車を傷つけた。
1人でなんとかしようと思ってしまい、防げなかった。
突発的な動きが起きた際にアクシデントに繋がらないような環境を整えることが重要。
トラブルが起きた背景
学校の駐車場での出来事です。
Kさんは突発的に走り出したり物を投げたりする方でした。
その日はテンションが高く動きが激しかったです。
突然、教室から走り出し駐車場へと走って逃げ出したのです。
そこで落ちていた石を投げて、止めてあった職員の車に石がぶつかり傷つけてしまいました。
私は後ろから追いかけて止めようとしましたが、追いつくことができず上記の結果となってしまいました。
日頃から突発的な動きには備えていましたが、少し目を離した隙に起こってしまった出来事でした。
対応者の中での対応
1人で対応しようとした点が悪かったと思っています。
周りとの連携があれば防げたアクシデントでした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
突発的な動きのある利用者に対しては常日頃から備えておく必要があります。
また1人では難しい対応も出てくることが想像できるので、周りの職員さんと連携して動くことが必要です。
また環境面を整えることも考えるべきだと思います。
突発的な動きが起きた際にアクシデントに繋がらないような環境を整えておくことをお勧めします。
障害をお持ちの方の動きについていくことは大変な面もありますが、常に先回りをして行動できるようにしていきたいです。