障害者施設の事例
施設名: 就労移行支援
知的障害の利用者が奇声を上げたり他人に攻撃してしまう事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
知的障害の利用者が、奇声を上げたり他人に攻撃してしまう。
静かに受け止め、事を大きくしないようにした。
利用者の個性、特徴を事前に把握し、対応に活かすことが重要。
トラブルが起きた背景
Fさんへの対応にはあまり気が乗りませんでした。
彼はいっぱいいっぱいになると奇声を上げこともありますし、奇声まで行かなくても他人に攻撃したりと身勝手な反応があります。
初めてそれを体験した時は、罵詈雑言を吹きかけられて驚きましたが、リアクションを相手に表現せず、他人に相談、報告しました。
一般的なコミュニケーションであればリアクションを見て謝罪、言い訳など反応することがありますが、Fさんには見られませんでした。
対応者の中での対応
一般的な対人関係では、ひどい言葉を言われた後にリアクションを起こし相手はそれを見てリアクションを起こすということがあります。
しかし、Fさんに対してはあえて黙り、静かに受け止めたことは事を大きくしないという面では良かったのではないかと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
Fさんの個性、特徴を事前によく知ることにより、彼がどのような環境と状況で目一杯になりそうかを把握してあげることが大事だったかと思います。
やはり何も知らない相手への対応は厳しくなりがちです。
小さな個性でも把握しておくと対応しやすいと思います。
情報収集、情報伝達、報連相の徹底を行うことが重要です。