障害者施設の事例
施設名: 就労移行支援
精神障がい者の緊急搬送を伴う体調不良トラブル事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
精神障がい者の緊急搬送を伴う体調不良トラブル。
服薬、作業についての具体的なアドバイスや本人の不安や悩みを聞く時間が充分にとれなかったことを反省しています。 他の利用者への指導、監督と同時に塞ぎ込んでいるSさんの対応を行うのは難しく、作業の監督を行う立場として親身になれない部分が悪かったと思います。
てんかん症状でいつ発作が起こるか分からない人は他にもいましたが、緊急搬送には至らずに少し休憩室で休めば良くなった方もいれば、そこまで頻繁に発作が起きないような人ばかりでした。 月2回も緊急搬送が必要な人の場合だと、症状も重く、搬送時に付き添うスタッフも必要になります。 本人にとっても介護者にとっても負担となることなので、薬の調節や本人との相談をきちんと行い、お互いが気持ち良く作業に取り組めるような環境作り、生活の基盤作りを行うことが大事だと思います。
トラブルが起きた背景
Sさんはてんかんの持病があります。
現在飲んでいる鬱症状の薬の副作用も相まって、就労支援の作業中に月2回程度てんかんを起こして緊急搬送されたことがありました。
本人がこれに対して「またてんかんの発作が起きるのではないか。」と強い不安症状を抱えており、最近は作業所でも塞ぎ込んでいる様子が見られます。
主治医とも相談しているのですが、変更できるような薬が現在ないという意見が継続しています。
いつ倒れるのかと緊張感の中、本人も介護者も作業に携わっており、今後の利用について生活相談員と話し合いを行う予定です。
対応者の中での対応
服薬、作業についての具体的なアドバイスや本人の不安や悩みを聞く時間が充分にとれなかったことを反省しています。
他の利用者への指導、監督と同時に塞ぎ込んでいるSさんの対応を行うのは難しく、作業の監督を行う立場として親身になれない部分が悪かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
てんかん症状でいつ発作が起こるか分からない人は他にもいましたが、緊急搬送には至らずに少し休憩室で休めば良くなった方もいれば、そこまで頻繁に発作が起きないような人ばかりでした。
月2回も緊急搬送が必要な人の場合だと症状も重く、搬送時に付き添うスタッフも必要になります。
本人にとっても介護者にとっても負担となることなので、薬の調節や本人との相談をきちんと行いお互いが気持ち良く作業に取り組めるような環境作り、生活の基盤作りを行うことが大事だと思います。