障害者施設の事例

施設名: 自立訓練(機能訓練)

自閉症の方が好むボールを他利用者が蹴り激怒した事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

自閉症の方が好むボールを他利用者が蹴ってしまい、激怒した。

自分の空間を作り好きなボールを渡したがうまくいかず、家族に連絡して落ち着いた。

利用者のこだわりを、事前に情報共有しておくことが重要。

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トラブルが起きた背景

Nさんは自閉症と身体機能障害を持たれている方で、圧覚(何かを押す感覚であったりへこむ感覚)を好んでいる方です。

施設で過ごされている時には基本的に他の利用者と揉めることはありませんが、ある利用者さんがNさんの好んでいるボールを蹴ってしまって、Nさんが激怒したことがあります。

その時の対応としては、いつもNさんが落ち着く方法として自分の空間を作ってあげた後、好きなボールを渡してあげることで比較的落ち着きますが、今回は落ち着かず家族に連絡をして何とか落ち着きました

対応者の中での対応

今回の対策としては、利用者間でトラブルが起こらないよう事前に配慮を行う必要があることと、どうしても落ち着きが取り戻せない場合はどうすればいいかを家族と共有していく必要があると考えます。

今後同じ事例が起きた時の対処法

事業所で作業活動や利用者間で共有して何かに取り組むことは社会交流としてとても良いものだとは思います。

しかし、利用者によってはこだわりやパーソナルスペースの大きさも異なるため、スタッフが事前情報として家族や関わりの中で情報共有をしておく必要があるなと感じました。

その点を細かく情報を仕入れておくと作業活動もより良いものになると考えますので、今後の改善点はそこであると感じています。(一つの視点だけでなくカンファレンスやミーティングを通じて多くの視点を持っておくべき

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