障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

解離性障害の方が服装で注意を受けストレスを感じた事例

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

解離性障害の方が服装で注意を受けストレスを感じた。

その後、他の利用者さんへの影響もある為二人がかりで彼女を別室に運び出した。彼女の保護者を呼び、隣で様子を見てもらっていた。1時間後くらいに目を覚ましたが、寝てしまう前の記憶はないと話していた。今後の対応としては、今回は私一人がいる作業部屋だった為対応が遅れたこともあったので、早急に対応出来るようにスタッフ数名で見るようにした。 注意の仕方を考えて対応したにも関わらず、このようなことが起こってしまった。解離性障害というものの理解はしていたが、彼女との信頼関係が構築出来ていなかったのだと反省しました。すぐに保護者を呼び、安心できる環境を作れたのは良い点です。

相談回数を増やし、彼女自身の抱えている悩みなどを聞き出す場がもっと必要と考えています。彼女に会うスタッフを2人ほどつけてこの様なことが起こらないような、仕組み作りが大事だと考えています。仕事内容もまずは嫌にならず続けていけるような仕事を渡すようにしようと思っています。

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トラブルが起きた背景

解離性障害の方でした。年配の女性が苦手だそうで、きつく注意されると過去に受けてきたいじめの体験がフラッシュバックしてしまうそう。その点を認識した上での対応を心掛けていました。トラブルが起こった日、その方がワンピースを着て出社された。「素敵な洋服だけど、仕事場ではあまりよくないかもね。」と軽く注意したところ、納得しており特にいつもと変わった様子はなかった。だが仕事が始まり30分ほどしたところ、彼女が独り言のように小さい声で「どっかいけや」「うるさいねん」などの暴言を吐き始めた。こちらから声を掛けても返答しなくなり、意識を失ったようにぐったりと寝てしまった。

対応者の中での対応

その後、他の利用者さんへの影響もある為二人がかりで彼女を別室に運び出した。彼女の保護者を呼び隣で様子を見てもらっていた。1時間後くらいに目を覚ましたが、寝てしまう前の記憶はないと話していた。今後の対応としては、今回は私一人がいる作業部屋だったため対応が遅れたこともあったので、早急に対応できるようにスタッフ数名で見るようにした。
注意の仕方を考えて対応したにも関わらずこのようなことが起こってしまった。解離性障害というものの理解はしていたが、彼女との信頼関係が構築出来ていなかったのだと反省しました。すぐに保護者を呼び安心できる環境を作れたのは良い点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

相談回数を増やし、彼女自身の抱えている悩みなどを聞き出す場がもっと必要と考えています。彼女に会うスタッフを2人ほどつけてこの様なことが起こらないような、仕組み作りが大事だと考えています。仕事内容もまずは嫌にならず続けていけるような仕事を渡すようにしようと思っています。

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