障害者施設の事例
施設名: 共同作業所
躁うつの方が指導員の対応に意見し口論になった事例
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
躁うつの方が指導員の対応に意見し口論になった
第三者が仲裁に入った
一旦自分の中で考えてから発信してみる
トラブルが起きた背景
昨年の夏、私は障害がある方たちと、指導員として一緒に作業する職場で働いていました。
その中でHさんという方がおり、その方は躁うつ病で、こちらから仕事を頼むときには言い方や表情などに十分配慮しておりました。
あるとき、別の指導員がHさんに「◯◯さんが言うことを聞かない、作業できないから変わって下さい。」と言いました。
するとHさんは「指導する側が言うこと聞かせる、作業できるようにさせる。それが指導員ではないのですか?」とお互いに言い合いになってしまいました。
最終的には社長が間に入り、話し合いをし収まりました。
対応者の中での対応
今回は当人同士の解決は難しそうでしたので、第三者が仲裁に入って止められたのは良かった。
いくら付き合いが短かろうが長かろうが、言い方次第で変わります。
今後同じ事例が起きた時の対処法
障害のある方と作業することは多々あると思います。
身体や心の障害とさまざまあり、指導や対応にこれといった正解などないと思います。
それが指導する側、対応する側が頭を抱える悩みでもあると思います。
ですが相手は私たちと同じ人です。
きつい言い方や怒った言い方、呆れた言い方、そのような伝え方では、誰しも気分が悪くなり聞き入れようとはしないはずです。
伝える前にこの言い方は聞き入れやすいだろうか、気分悪くさせないだろうか、一旦自分の中で考えてから発信してみるのはどうでしょうか。