障害者施設の事例
施設名: 放課後等デイサービス
身体障害の方に職員が無理な遊びを提案した事例
対応者
対応者 アルバイト
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
手足に麻痺がある利用者に無理な遊びを提案した。
楽しい声掛けをしていたつもりが、相手を傷付けてしまいました。ただ、他の職員に相談したところ、謝るのは違うかもしれないねと言われたので、自分の判断の全てが間違いということはなかったと思います。
健常者同士であっても、何気なく放たれた言葉で傷付くことはあると思います。しかし、職場にいる子どもたちはその傷付いた気持ちを表現するのが難しいことは、常に心に留めておくべきでした。ただこの件で職員全員で話し合った結果、この放課後等デイサービスは、どんな子どもたちも思い切り楽しめる素敵な空間にしたいという共通の目標ができました。それから私はMちゃんも楽しめる遊びをたくさん考えています。この体験をふまえて、Mちゃんを含めた子どもたちを笑顔にできるよう努めています。
トラブルが起きた背景
Mちゃんは両腕が肩の高さ以上には上がりません。私が他の利用者の子どもたちと、飛行機のように手をパタパタ動かして遊んでいると、Mちゃんも興味を持ったのか近付いて来ました。私が「ぐるぐる飛行機〜!Mちゃんも真似してみなよ」と声を掛けてるとMちゃんは悲しそうな顔をしました。私はすぐにハッとしましたが謝ったら良いとも思えず、飛行機ごっこも盛り上がっていて、他の遊びに切り替えることも出来そうにありませんでした。Mちゃんは無言で去って行ってしまいました。
対応者の中での対応
楽しい声掛けをしていたつもりが、相手を傷付けてしまいました。ただ、他の職員に相談したところ、謝るのは違うかもしれないねと言われたので、自分の判断の全てが間違いということはなかったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
健常者同士であっても何気なく放たれた言葉で傷付くことはあると思います。しかし、職場にいる子どもたちはその傷付いた気持ちを表現するのが難しいことは、常に心に留めておくべきでした。ただこの件で職員全員で話し合った結果、この放課後等デイサービスは、どんな子どもたちも思い切り楽しめる素敵な空間にしたいという共通の目標ができました。それから私はMちゃんも楽しめる遊びをたくさん考えています。この体験をふまえてMちゃんを含めた子どもたちを笑顔にできるよう努めています。