障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(生活訓練)
軽度知的障害の方が意を汲んでもらえず取り乱した事例
対応者
対応者 アルバイト
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
軽度知的障害の方が意を汲んでもらえず取り乱した。
落ち着いてもらえるよう声掛けを行った。
利用者をパニックにさせない技術を身につけることが必要。
トラブルが起きた背景
利用者さんはまだ17歳という年齢、てんかんもちの軽度の知的障害者とのことでした。
リハビリ施設では私と一対一で向き合っていました。
部屋にはその他の方々もおられましたが、介入されることなく二人で進めていく環境でした。
利用者さんは言葉を理解できますが、自分から言葉を発信するという事はできてもうまく表現できないという状況でした。
そのために私が利用者さんの意を汲むことが出来なかった時、奇声を上げてしまわれて利用者さんがパニックになる事態になりました。
対応者の中での対応
私は利用者さんの奇声に驚きを隠せずにいましたが、必死に言葉かけをして落ち着かせようと試みました。
利用者さんはというと、簡単には落ち着きを取り戻すこともなく非常に興奮されていまして焦りました。
時間と共に落ち着きを取り戻した様子でした。
良かった点は、奇声に対して焦る事なくいられた事と、自分一人で対応した事でした。
周囲の手が足りておらず、一人で対応せねばと思っていたところでした。
悪かった点は、当然利用者さんを不安、興奮させるに至る原因を自分が作った事でした。
感情を汲み取っていなかったと思われます。
今後同じ事例が起きた時の対処法
同じように冷静沈着に対応する事が出来たらベターであると思われますが、最初から利用者さんをパニックに陥れないような技術を身につけることが必要と考えました。
例えば、スピードはゆったりと利用者さんのペースを尊重するなどです。