障害者施設の事例
施設名: 特別支援学校
重度知的障害の方が教員の眼鏡を握り潰した事例
対応者
対応者 特別支援学校教員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
重度知的障害の方が教員の眼鏡を握り潰した
眼鏡を壊され、その場にいた先生が対応。怒鳴ることなく対応できた
華美な服装を避ける、高価なものを身に着けないことを徹底。服装の変化で過敏に反応する人もいると認識しておく
トラブルが起きた背景
Iさんは私が特別支援学校で教員として勤務していた時に在籍していた重度障害クラスの女子生徒でした。
当時新米だった私は、週に2時間程度授業を担当していました。
障害のある生徒でしたが普段はおとなしく、特に問題もなく日々授業を行っていました。
ある日、私が普段とは違う色のフレームの眼鏡を授業にしていった所Iさんが興味を示し、私の顔から眼鏡を取り強く握って握り潰しました。
その場にいた他の先生がすぐに対応してくれましたが、眼鏡は完全に壊れてしまいました。
(保険で新しいものを作りました)
対応者の中での対応
悲鳴をあげたり彼女のことを頭ごなしに怒鳴ったりしなかった点は我ながら良かったと思います。
生徒の特性を考慮しないで服装を選んだ点はもう少し考えるべきだったと思っています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まず基本的なことですが、勤務先の服装は自由だとしても華美な格好や壊されたら困るような高価なものを職場に身に着けていくべきではないと思います。
また今回のように、普段と服装が変わることに対して過敏に反応する方がいることにも配慮しておくべきです。
上記の件ほどではないですが、髪を止めるカラーゴムに強い興味を持たれたこともありました。
(大体赤やピンクといったカラフルな色の時です)
基本的には、勤務する際の服装は一定のものに決めておくと無駄なトラブルが生まれないと思います。