障害者施設の事例
施設名: 短期入所(ショートステイ)
重度知的障害の方が暴れ出し職員を殴った事例
対応者
対応者 生活支援員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
重度知的障害の方が急な予定変更をきっかけに暴れ出し、職員を殴ってしまった。
男性職員を呼び、対応してもらった。
一人一人、時間をかけてお互いに居心地が良い関係を築くことが重要。
トラブルが起きた背景
Tさんは普段はおとなしいのですが、突然の予定変更や周りの声がうるさいときなどに、自分の気持ちが抑えられない日があります。
私との信頼関係が確立していなかった事もあり、予定を大きく変更したために突然、叫んで暴れてしまいました。
体も大きいため暴れ出すと私には止められず、他の職員に助けを求めましたが、隙を突かれて殴られてしまいました。
とても強い力で私は飛んでいくほどで、私はこれがトラウマとなり辞めてしまいました。
対応者の中での対応
1人では対応出来ないと判断し、他の職員を呼んだことは良かったと思います。
悪かった点としては、急な変更が苦手だと分かっていたにもかかわらず、予定変更に配慮が足りなかった点が挙げられます。
今後同じ事例が起きた時の対処法
その方のこだわりや苦手なことは違うので、個々の対応が必要になります。
一人一人、時間をかけてお互いに居心地が良い関係を作れる事が大事かと思います。
あと、女性が男性を担当する時は力では敵わないので男性のフォローも必要です。
ご家族とも連携を取り、相手が何に困るのか、どうしてほしいのかを教えてもらい、お互い協力して介助が出来たらいいと思います。
暴力はしてはいけないということを教えるのも大事だと思います。