障害者施設の事例

施設名: 自立訓練(生活訓練)

高次脳機能障害の方が他利用者の発言に立腹した事例

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

高次脳機能障害の方が他利用者の発言に立腹した。

職員は直ぐに駆けつけて二人を別々に距離を離してそれぞれに話を聞くと、利用者Tさんは利用者Fさんが他の人が歌うのに合わせて歌っていたのがうるさく感じたと訴えあり、利用者Tさんは普段は大人しいが睡眠不足や持病のアトピー性皮膚炎の悪化が重なる事で、イライラがストレスとなり今回のトラブルとなったと思われる。利用者Fさんからはただ歌っていただけなのにと落ち込まれる。その後、気分転換にそれぞれ職員同行で散歩に行かれた事で落ち着かれた。 直ぐにトラブルになった二人を離してトラブルになった原因を聞き、互いに今回の事がストレスになり関係が悪化しないように、一度散歩で楽しい話題を中心に対応し、落ち着いてから改めてTさんからFさんへ謝罪の機会を設けて解決できました。Tさんが持っていたストレスを日々の生活の姿から気付き、話を聞く事が出来ていなかった事が反省点です。TさんはFさんに対し普段から嫌っていた素振りもなく、時には会話やレクリエーションを一緒に楽しまれていたので、職員の対応が遅れてしまった事も今後の課題となりました。

基本的な事ではありますが普段の会話からの気付き、主治医への細かな報告、定期的に面談の時間を設けて近況を確認する。ストレスをため込まないように散歩や買い物へ出かける。好きな事をレクリエーションに取り込む等で日々のストレスを緩和していくと、利用者間のトラブルが減らせる効果があると思われる。

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トラブルが起きた背景

午後のレクリエーションでカラオケ大会が生活訓練スペースにて開かれた時に、利用者Tさんが急に利用者Fさんの前に行き「うるさいんじゃボケ、お前イカれてんのか?」と怒鳴りつける事があった。それまではTさんも自分から歌いたい曲をリクエストされて楽しく歌われていたが、徐々に表情が険しくなり、自分でリクエストした曲が流れても歌わなくなり始めていたので様子が変だと気付くも、今まで誰かに対して立腹することはなかったので想定をしておらず、Fさんの前に行くことを誰も止めようとしなかった。

対応者の中での対応

職員は直ぐに駆けつけて二人を別々に距離を離してそれぞれに話を聞くと、利用者Tさんは利用者Fさんが他の人が歌うのに合わせて歌っていたのがうるさく感じたと訴えあり、利用者Tさんは普段は大人しいが睡眠不足や持病のアトピー性皮膚炎の悪化が重なることで、イライラがストレスとなり今回のトラブルとなったと思われる。利用者Fさんからはただ歌っていただけなのにと落ち込まれる。その後、気分転換にそれぞれ職員同行で散歩に行かれた事で落ち着かれた。
直ぐにトラブルになった二人を離してトラブルになった原因を聞き、互いに今回の事がストレスになり関係が悪化しないように、一度散歩で楽しい話題を中心に対応し、落ち着いてから改めてTさんからFさんへ謝罪の機会を設けて解決できました。Tさんが持っていたストレスを日々の生活の姿から気付き、話を聞く事が出来ていなかった事が反省点です。TさんはFさんに対し普段から嫌っていた素振りもなく、時には会話やレクリエーションを一緒に楽しまれていたので、職員の対応が遅れてしまった事も今後の課題となりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

基本的な事ではありますが普段の会話からの気付き、主治医への細かな報告、定期的に面談の時間を設けて近況を確認する。ストレスをため込まないように散歩や買い物へ出かける。好きな事をレクリエーションに取り込む等で日々のストレスを緩和していくと、利用者間のトラブルが減らせる効果があると思われる。

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