障害者施設の事例
施設名: 放課後等デイサービス
ADHDの方が多動がひどく課題に取り組めない事例
対応者
対応者 生活支援員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
ADHDの方が多動がひどく課題に取り組めない。
その人に合ったカリキュラムを組み、開始と終了時刻を明確に伝えられるようにアラームを使用したところが良かったです。そしてご褒美制度を作ることでKさんの成功体験を積み重ねることが出来ました。
作業能力が高い方はやればできるけど、そこにいくまでが難しいという方が多いです。Kさんの場合も、本人さえやる気になればしっかりと成し遂げることができます。今回それを見越した上でご褒美制度を設け、Kさんの成功体験を積み重ねることで次に活かすことができました。少しタイムスケジュールを変えるだけで上手くいくこともあり、また変わり目をアラームなどわかりやすいもので伝えられるといいでしょう。応用をきかせて家庭や学校等でも取り入れてみると、スケジュールに合わせた生活が定着していくでしょう。
トラブルが起きた背景
Kさんは言葉の理解が早く、作業能力などはとても高い方です。しかし多動がひどく、学校の宿題をやるのに時間がかかってしまうことが大きな課題でした。事務所に来て周りが課題を始める時もピョンピョン跳びはねたりと課題に取り組めません。そこでTさんはKさん専用のタイムスケジュールを立て、最初の30分間は動き回ってもいい時間を作り、その後30分間は課題をする時間を設けることにしました。アラームを30分に設定し、鳴ったらお菓子を食べるというご褒美までつけることにしたのです。結果、Kさんはそのタイムスケジュールに上手くハマってくれました。課題も30分で終わらせることが出来、放課後デイでの切り替えを身に付けることに成功したのです。
対応者の中での対応
その人に合ったカリキュラムを組み、開始と終了時刻を明確に伝えられるようにアラームを使用したところが良かったです。そしてご褒美制度を作ることでKさんの成功体験を積み重ねることが出来ました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
作業能力が高い方はやればできるけど、そこにいくまでが難しいという方が多いです。Kさんの場合も、本人さえやる気になればしっかりと成し遂げることができます。今回それを見越した上でご褒美制度を設け、Kさんの成功体験を積み重ねることで次に活かすことができました。少しタイムスケジュールを変えるだけで上手くいくこともあり、また変わり目をアラームなどわかりやすいもので伝えられるといいでしょう。応用をきかせて家庭や学校等でも取り入れてみると、スケジュールに合わせた生活が定着していくでしょう。