障害者施設の事例
施設名: 放課後等デイサービス
ADHDの方が衝動的に動き職員のメガネを壊した事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
ADHDの方が衝動的に動き職員のメガネを壊した
楽しい気持ちが大きくなり、おもちゃを振り回した弾みで職員のメガネが壊れた
利用者の特性を考え、保護者に保険を勧める。職員側が環境を変えてトラブル防止を図る
トラブルが起きた背景
NさんはADHDをお持ちで、考えるよりも先に行動に出てしまう様子です。
特に遊びの中で楽しくなってしまうとより衝動的な行動が増えてしまいます。
メガネを掛けた職員と遊んでいたNさんは、楽しい気持ちが大きくなり過ぎてしまい、手に持っていた木のおもちゃを振り回してしまいました。
すると、隣にいた職員のメガネに当たってしまいメガネが割れてしまいました。
保護者に出来事を報告すると弁償してくださることになりました。
保険を使いたいところでしたが、事業所内での出来事だったため保険適用外になってしまい実費での負担になってしまいました。
Nさんは保護者からもお叱りを受けたのか反省した様子で時々この出来事をお話ししています。
しっかりと本人も謝罪が出来たため職員との仲も良好です。
対応者の中での対応
衝動性がある方だということは予め分かっていたことだったので適切な距離感を保つべきだったと思います。
保護者様は保険に入られていたということだったのですが事業所内での出来事だったため適用外になってしまいました。
事業所で保険を掛けておくなど、そういった時のための保険も入っておくと安心だと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
利用者様の性格や特性上、物を壊してしまうことが大いに予想できる方には予め保護者に保険を掛けることをお勧めすると良いと思います。
事業所で保険を掛けているのが一番良いのではないかと思いますが、私にはそこまでの権限がないため保護者にお勧めすることしか出来ませんでした。
衝動的に物を投げてしまったり他害の恐れがある利用者様の特性を理解し、行動を予想して職員側が環境を変えて防いでいくことで少しでもトラブルが減ると良いなと思います。
トラブルが減ったことによって利用者様が楽しいと思える環境になってほしいと思います。