障害者施設の事例
施設名: 生活介護
知的障害の方の担当になり疲弊した事例
対応者
対応者 生活支援員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
知的障害の男性の担当になり、問題行動による呼び出しや頻繁な電話に疲弊した。
事業所で検討し、困難ケースとして地域包括支援センターに引き継いだ。
1人で問題を抱え込まず、周りと協力して対応することが重要。
トラブルが起きた背景
4年前当時38歳、居宅ケアマネをしていて新規利用者としてTさんと出会いました。
それまでTさんの担当は障害者支援事業所でしたが、65歳になり介護保険へ移行となり請け負うことになったのです。
Tさんは知的障害があり、道路の真ん中で寝転んだり、役場の前でわざと転んで気を引く行動をすることから地域でも有名でした。
同居家族は無関心で、問題があるたびに担当の障害者事業所の人が見に行っていたそうです。
そして担当になり同様のことが起こるたび電話がこちらの事務所へ入るように。
初めはやる気いっぱいで対応に勤しんでいましたが、対応しないといけないのはTさん以外にもいます。
数ヶ月もするとTさん本人から「寂しい」などの電話が頻繁に入るようになり、問題行動も変わらずあり、私自身がパンクしました。
事業所内で検討した結果、困難ケースとして地域包括支援センターへ引き渡し支援は終了となりました。
対応者の中での対応
頻繁に起こる問題でも、利用者の前では笑顔で対応できていたことは良かったです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
1人で問題を抱え込みすぎてパンクしたので、周りにSOSを出して一緒に進めていけば良かったと今は思います。