障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

就労継続支援A型相談支援専門員精神障害2級広汎性発達障害(PDD)

対応者

対応者

対応者 相談支援専門員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Aさんは発達障害があり、一度決めるとなかなか修正が効かない性格でした。
女性に対して性的な要求があり、常に女性の写真を持ち歩いていました。
犯罪になる可能性はあるので写真だけにしておくように言いましたが事件が起きてしまいました。
中学生の女子の体を触ったのです。
私は警察官に呼ばれ迎えにいきました。
本人は弁護士に依頼したいと言ってきたので、障害に理解のある弁護士に弁護人を依頼しました。
そうしたら弁護士は徹底的に反省を促しました。携帯電話も没収し被害者付近には近づかないように誓約させました。また通所しているA型にも連絡してきちんと通所するように促しました。
このように具体的に反省を促したのが良かったようで、このような犯罪行為はしなくなりました。

対応者の中での対応

弁護士と連携して具体的に行動したのが良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

発達障害の場合なかなかこちらの意図が伝わらない時があります。
他人に迷惑がかからないのであればそこまで考える必要はないですが、時にこのようなパターンもあります。
そのような時には具体的に分かるように行動するのが大切だと思いました。
今回は弁護士が強烈に反省を促したのが良かったと思います。
弁護士は「私の言うとおりにしないと、検察官や被害者との示談交渉はしない。どうぞ刑務所へ。」とまで言ってくれました。
そこまで具体的に言ったので分かってくれたようです。
発達障害は現実検討能力が残っています。
その能力を最大限活かす必要があります。そのためにはどのようになるのかについて具体的に示していく事が大切だと思います。

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