障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型作業(職業)指導員軽度知的障害自閉スペクトラム症(ASD)

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

知的障碍者入所型就労支援施設にて、ギフトブックの外包作成のお仕事をしていました。
利用者さんの得意、不得意、性格や体調に合わせて仕事の内容をスタッフが決めて、それぞれにお仕事を任せていました。
Mさんは、軽度の知的障害で20まで数を数えることもできたため、ほかの利用者さんが作成した外包をカウントするお仕事を任せていました。
私は全体の作業の見守りを任されていたら、珍しくMさんが大きな声をあげてそのあと泣き出してしまいました。
私が駆け寄り話を聞くも余計に泣かせてしまいました。
Mさんは自分が数を数えることができることを誇りに思っていたのですが、数を数えているうちに自分がいくつまで数えたのかがわからなくなってしまい軽くパニックを起こしたようでした。
そのことに周りの軽度の知的障碍者が、なぜ泣いているのかなどと強くいってしまったために余計気持ちがコントロールしずらくなり号泣してしまいました。

対応者の中での対応

今回のケースで、私は泣いていた利用者さんへのみ声掛けをしてしまい、周りのなぜ泣いているんだ!と言っていた利用者さんなどへの対応が遅れてしまい、余計利用者さんの気持ちを下げてしまったことを反省している。

今後同じ事例が起きた時の対処法

就労支援施設では軽度な知的障害の利用者さんが多いので、自分のことを深く理解していた李、状況に応じてできていない箇所を指摘するような利用者さんもいます。
なので、何かしらのトラブルが発生した際にはトラブルに対して不安に感じたり、パニックを起こしてしまっている利用者さんへの対応はもちろん、まわりの利用者さんに対する配慮や声掛けも忘れずにおこなう必要があります。
パニックを起こした利用者さんは、ナイーブになっているため他のトラブルなども起こしやすくなっています。
なので落ち着けるような環境にするべく利用者さん本人、周りの利用者さんへの支援や声掛けが大切になります。
良い結果を生むには広い視野を持って、先のことも考えながら日々の業務、利用者さんとのかかわりをすることが重要だと思います。

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