障害者施設の事例

施設名: 共同生活援助(グループホーム)

共同生活援助(グループホーム)世話人精神障害2級統合失調症

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Aさんは統合失調症がありながら働いていましたが、発熱が続き内科に行ったら重度の肺炎と診断されました。
そのため仕事を休み抗生物質の投与を受けていましたが、かなりしつこい肺炎で結局仕事はやめる事になりました。
そうしたら仕事をやめるストレスにより統合失調症の妄想も出てきました。
また夜間の徘徊行為も出現して他のメンバーさんからもクレームが出てきました。
そのためまずは主治医に報告して、統合失調症の薬を調整してもらい、事務所の前で服用してもらうようにしました。
次に夜間にはきちんと休むように約束しました。そのようにすると夜間の徘徊行為がなくなりました。また相談支援専門員から作業所を紹介されそちらに行くようになると更に元気になりました。

対応者の中での対応

自分だけは手をつけることができなかったので、他の職員さんも声をかけました。彼を逆に興奮をさせたかと思いますが、自分の身の安全も確保をしなければいけないのでやむを得ないと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずは体の治療をした上で、きちんと主治医に報告する事が一番大切だと思いました。体の不調は精神面の不調に直結してきます。主治医に報告すると主治医は薬を調整しますので、確実に服薬してもらう必要があります。
そのためにはやはり事務所の前で服用してもらうのが一番です。
今回の対象者は真面目に服用する人だったので良かったのですが、中には服薬しない人もいます。
そのような場合には主治医に筋肉注射してもらうのも一つの方法です。また相談支援専門員に作業所を紹介してもらうのも良いでしょう。
作業所で工賃をもらうことで好きなものを購入する資金にする事ができるからです。なかには最低賃金を支給する作業所もあるので検討しても良いでしょう。

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