障害者施設の事例

施設名: 共同生活援助(グループホーム)

共同生活援助(グループホーム)生活支援員重度知的障害うつ病

対応者

対応者

対応者 生活支援員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

グループホーム夜の見回りの最中に、妄想が多く男性好きの利用者が意中の男性職員に会いに行こうとした為、注意したら口論になってしまった。
利用者は仕方なく部屋に戻ったが、その後口を聞いてくれなくなった。

感情的になってしまったが、意中の相手は仕事をしている最中だ、という事実を冷静に伝えられた点は良かった。

叱るような言い方はせず、もっと優しく接すれば良かった。
しかし、夜間スタッフは原則1フロアを一人で見ている勤務状態だったので、相手の望むことは全部叶えてあげられない状況だった。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

グループホーム勤務の時の話です。
2フロアの個室制共同住宅のため、夜間は各部屋の見守りを定時に行わなくてはなりません。
基本的にグループホームに入居している人たちは日中寝ていることが多く、夜間は活動的になってしまいます。
Hさんは妄想が多い方で、特に男性に関しての好き嫌いが激しく、気に入った男性職員には自分から迫っていくこともありました。
その日も好きな男性職員が他階の夜勤をしていると聞き、真夜中に階段を降りていこうとしたため、夜勤にあたっていた私が止めることになりました。
「なんで会いに行っちゃいけないの」「あんたも彼が好きなんでしょう」等の暴言をひとしきり吐かれ、手まで上げられてしまったため、私もつい大声で「彼も仕事をしてる最中なの!そんなことしてると嫌われますよ!」と叱るように言ってしまいました。
他階に続くドアは夜間は施錠しているため、Hさんも仕方なく部屋に戻りましたが、その後は私と口をきくことはなくなってしまいました。

対応者の中での対応

感情的になってしまいましたが、意中の相手が仕事をしているという事実を伝えられた点はまだ冷静だったと思っています。
中には高齢の利用者さんに対して、逆に言いなりになってしまうスタッフもいましたが、真夜中にできることは限られているとわかってもらえたのは助かりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

叱るような言い方はせず、もっと優しく接すればよかったかなと今は後悔しています。
ただ、夜間スタッフは原則1フロアを一人で見ている勤務状態だったので、相手の望むことは全部叶えてあげられない状況でした。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ