障害者施設の事例
施設名: 就労移行支援
就労移行支援生活支援員境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)注意欠如・多動症(ADHD)
対応者
対応者 生活支援員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
Aさんは軽度の知的障害者ですが、暴力的な面もあり就職をする事は難しい状況でした。
ご本人が勝手な行動をしてしまう事があり、否定的な言葉かけをすると過度な言動に出る事もあり物を壊してしまったりしてしまう事もありました。
否定的な言葉かけをするのではなく肯定的な言葉かけを行う様にしましたが、ご本人の意向に沿わない際は過度な言動に出てしまう事もありました。
仕事を行う際は他者の物をとってしまう事もありました。保護者の方には面談を通して現状を伝えていました。
しかし保護者の方は強く就職を希望され、面接の練習を行ったのですがおうむ返しの回答が多く現段階では就職は難しい状況でした。
しかし保護者ご自身で就職先を探してきました。
対応者の中での対応
保護者の方にはご本人の作業状況を見学して頂きご様子をお話させて頂きました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ご本人の意向をなかなかお話出来る方ばかりではないので、保護者の方の意見が尊重されてしまいますが、日々施設で過ごすご本人の様子を観察していく中で保護者にも現状を伝えたりご家庭での様子を聞く事が重要だと思います。
中々ご本人の事を受け入れたくない方もいるかと思いますが、ご本人の良い面も悪い面も含めて話を聞く事が重要だと思います。
話を聞く事で保護者の方との信頼関係を構築し、ご本人のために良い方向に進められる様に自分の知識を高めていきたいと思います。
就職に関しては様々な業種があるためご本人に合う先を見付けられるかも重要です。様々な業種との関係性も多方面に広げていきたいと思います。
就職されてからも継続して働ける様に支援していきたいと思います。