障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(機能訓練)
自立訓練(機能訓練)アルバイト身体障害 うつ病
対応者
対応者 アルバイト
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
mさんですが、元々注意力が欠如する病気を持っていてその他にも何か薬物を使用していたらしく他の人物と異なり腕に障害がある状態の方です。
その為、パソコンを組み立てるという作業において他者ができることが出来ないということで悩んでいたのです。
ただこの問題、ある意味でmさん自身が悪い部分があり、その悪い部分とはmさん自身が医師が処方する薬を管理せずに飲んでしまったりと自分勝手な行動のもとに起きた障害であると言ってもよいため、そうしたことでトラブルとなることがあったのです。
その上で職員の方と相談した結果mさんはパソコンを作ることはできないが、パソコンの部品を受発注することはできるということが判明し、部品の受発注の仕事をしてもらうことで対処しました。
対応者の中での対応
自身の対応ですが職員の方と相談した上で問題となる部分を洗い出し、それを解決した点がよかった部分なんですが、悪い部分においてはmさん自身が腕を悪くした理由を周囲に口外しないよう口止めをしておくべきであったと今になり後悔しています。
というのも、mさん自身が理由を周囲に話してしまっているのでどうしても不公平が生じた場合、他の方からしてみればmさんは自業自得である部分が強いという印象を皆に強く抱かせてしまったのです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まず先輩職員の方と相談した上で早期に解決することが望ましいのですが、稀に施設利用者の中には本当に自業自得で障害を持つという方もいます。
そうした方の中には稀にですが自分からそうした障害を持つ理由を話してしまう方もおりまして、後から不公平が生じた場合それを第3者が指摘した場合、騒動となることがあります。
ですので、場合によってはそうした何故障害を負ったのかということを伏せてもらうよう施設利用者の方に相談することも重要なのです。
そうしないと、自分のせいで障害を持ってしまったことでできないことが多いのにも関わらず、施設を利用しているということに対して不満を持つ方も出始め、そうなると施設はうまく機能しなくなりますのでそうした配慮も職員の方と相談の上行うことが望ましいです。