障害者施設の事例

施設名: 自立訓練(生活訓練)

自立訓練(生活訓練)サービス管理責任者精神障害3級統合失調症

対応者

対応者

対応者 サービス管理責任者

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Nさんは統合失調症があり、感情コントロールが難しい方です。
特に人との距離感とや、相手から自分がどうみられるか?という部分に固執する特徴があります。
昼間の時間帯で人が多くいる時間等は、より他者からどう見られているかを気にしすぎてしまい、相手がなにも感じていないにも関わらず「嫌われている」、「あの人は私を迫害している」というような被害的な感情を抱きやすい傾向があります。
そんな状況に合わせ支援者としてNさんがなにを根拠にそう感じたのか、その感じ方に対してどのようにセルフケアをすべきなのか?という部分を丁寧に伝えることで、一定の安心と安定を取り戻し自分らしい生活ペースを取り戻していくことができています。

対応者の中での対応

今回はその状況の場面にたまたまタイムリーに遭遇できたため、本人の中で深く考えすぎる手前で歯止めをかけることができたのではないかと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

対人コミュニケーションはどこでも必要になります。
本人の性質や疾患を踏まえ、どのような特徴があるのかをしっかりと押さえ、あらかじめおこりえる事態を想定しておくことはやはり必要です。
事前におこりえることに対しても、対象者の方とは想定訓練を行うことも可能ですし、おこったことに対応することも必要ですが事前対応を図ることがやはり大切です。
認知行動療法と近いですが、社会適応訓練としてロールプレイングを組み込みながら、日ごろから訓練を重ねていくことも有効かと思います。
これを長期的に取り組むことで本人にとっても課題解決をするための力につながり、セルフケアを実践していくための訓練につながりよい結果を生み出していけると思います。

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