障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援A型
就労継続支援A型相談支援専門員精神障害2級広汎性発達障害(PDD)
対応者
対応者 相談支援専門員
対応者 男性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
OさんはA型のストレスで接触障害の症状が酷くなり、拒食に走ってしまいました。
彼女は私の勤務している医療法人ではない精神科に通院していました。
そんな彼女が突然変異私の医療法人に通院したいと言い出しました。
私は「紹介状を持参してください。そうでないと医師も前医の意図が分からないので。」と伝えました。
そうしたら彼女は私に対して「受診を拒否するのか。弁護士に相談する。」と言って怒りだしました。
そこで私は彼女が通院している精神科の精神保健福祉士に連絡を取り、主治医に事の次第を詳細に伝えました。
そうしたらすぐに精神保健福祉士を経由して、主治医が紹介状の大切さを伝えてくれました。それから彼女は私の病院にきちんと通院するようになりました。
対応者の中での対応
きちんと精神保健福祉士と連携を取って主治医を動かしたのが良かったです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
摂取障害や境界性パーソナリティー障害の人は症状がひどくなると、大暴走する場合があります。
そのような際に誰が話をすると効果的なのかはきちんと把握しておく事が必要です。
こちらのケースだと主治医がキーマンでした。しかし中には主治医がキーマンにはならない場合もあります。
そのような場合には家族に連絡を取り、家族に話をしてもらう事も大切です。
万が一誰の言うことを聞かない場合には、メリットやデメリットを伝えた上で静観する事も大切です。
境界性パーソナリティー障害の人は判断能力は残っている場合がほとんどです。
その自己判断能力に任せる事も時には必要になります。その方がよい結果になる場合も実はかなりたくさんあります。