障害者施設の事例
施設名: 特別支援学校
特別支援学校特別支援学校教員軽度知的障害うつ病
対応者
対応者 特別支援学校教員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Aさんは支援学校の生徒で軽度知的障害を持っております。
会話はある程度できるのですが、うまく状況を伝えるのができない生徒でした。
一つ実際にあった話なのですが、たまたま更衣の際にAさんの服が他の生徒とまじってしまい、紛失してしまうということがありました。
「なくなった、なくなった」と泣きわめいていたので別室で落ち着かせ、他の生徒達には自分の荷物を一回確認してほしいというふうに伝えました。
すぐに見つかり、その生徒からAさんのさんへの謝罪も済んでお互いに気をつけようね、で話はあっさり終わりました。
その放課後、Aさんの母親からクレームの電話がありました。娘が服を取られたと言っているといった内容でした。
母親にはきちんと説明すればご理解してもらえました。
対応者の中での対応
子どもから親に伝わる内容は正確ではないので、先にこちらから連絡しておくべきだった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
もしなにかトラブルがあり、そのトラブルがそんなに大きなトラブルでなかったにしろ保護者には連絡を入れるべきだと思います。
子どもから親に話すと、まったく違った内容に変わっていることなんてよくある話です。先に連絡を入れておけば、保護者が子どもから話を聞くときも「あー、電話で言ってたたあのことをこの子なりに伝えているんだな」というふうに考えてくれると思います。
まあそんな一筋縄では行かない保護者なんていくらでもいるんですけどね。
それでも障害のある子どもを成長させていくためには、保護者との連携が不可欠です。こまめに連絡を取り合い信頼関係を気づいておくことでその子の障害のことももっと分かるだろうし、今後の対応策も練りやすくなると思います。