障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型生活支援員精神障害3級

対応者

対応者

対応者 生活支援員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

その利用者の方は、とくにそれほど働いて工賃を得なければならないというわけではない方でしたので、ゆっくり接していた利用者の方でしたが、いつも接している職員と休みの日に映画館に行ったりイベントに行ったりしていて何かと出かけていたようでした。
しかしながらその方は、体調の悪い日などは出所できないことなどもあり、本人は自分と職員とを比較して何かと気にしていたようです。
年齢の近い職員とは何かと話が合うようでしたが、私生活を共有したことで自分の事に関して何かとコンプレックスを持つようになっているようでした。
そのためか、自分より障害が重い人に対してバカにした言動なども出るようになり、所内でのトラブルに繋がっていました。

対応者の中での対応

職員同士で利用者の方との公私混同をしっかりとしないようにするべきでした。
障害の軽い方相手だと、何かとその辺りがあいまいになることが多いようです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

何かにつけて、公私混同をしないようにとのことを研修で教わりますが、それ程経済的に困窮していなかったり、障害が軽い利用者の方と接していると、つい何かと自分のプライベートなことも話してしまう事はありますがその結果、相手も自分の立場を気にしたり、自分より障害の重い方をバカにしたりすることに繋がることがあるようです。
かといって、普通の会話の中で自分に関わる事を全く話さないというのは無理ですので、その辺りのことについては事前にどの辺りまでならいいかを職員同士で共有しておいた方がいいようです。
特に本や映画などの趣味に関して会話しているとその辺りが曖昧になりやすいので、定期的に職員同士で話し合いを持つことは大切だと思います。

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